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お葬式にも使える思い出ムービーの作り方|後悔しないための完全ガイド
この記事では、大切な方を見送るための思い出ムービーの作り方を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
自分で作るべきか、プロに頼むべきかも迷っています。
この記事では、自作の手順・外注の相場・失敗しないコツまでまとめてお伝えするので、読み終える頃には「我が家はこれでいこう」と決められると思います。
この記事では、まずお葬式やお別れ会で流す思い出ムービーの基本を押さえたうえで、スマホやパソコンを使った具体的な作成ステップ、無料アプリの活用法、そして外注した場合の料金相場まで解説します。
特に、親御さんを亡くされた30代前後のご夫婦を想定し、時間も心の余裕も少ない状況でもできる現実的な方法に絞ってお伝えします。
「親のために、後悔のない送り出しをしてあげたい方」は、ぜひ最後まで読んでみてください。
思い出ムービーの作り方の前に知っておきたいこと

思い出ムービーの作り方を考える前に、「誰のどんな時間を、どこで、どんな雰囲気で振り返りたいか」を決めることがとても大切です。
この前提が決まると、必要な写真や動画の枚数、BGMの選び方、テロップや構成の方向性が自然と見えてきます。
逆に、この整理をしないまま編集ソフトを開くと、写真選びに迷いすぎて時間だけが過ぎてしまうことが多いです。
思い出ムービーの目的をはっきりさせる
お葬式やお別れの場で流す思い出ムービーには、主に次のような目的があります。
たとえば、目的①を重視するなら、幼少期から最近の写真までを時系列に並べる構成が向いています。
目的②を重視するなら、趣味や仕事、友人との写真を多めにし、「○○が大好きだった父」「皆に慕われた母」といったテロップで人柄を描くと伝わりやすくなります。
目的③を重視するなら、最後に家族からのメッセージカットをまとめるなど、「家族から故人へ」の気持ちが伝わる構成が合っています。
お葬式で流す思い出ムービーの長さの目安
お葬式やお別れ会で流す思い出ムービーの長さは、3〜5分程度が一つの目安です。
3分未満だと駆け足になりやすく、5分を超えると参列者の方にとっては少し長く感じられることもあります。
家族だけの小さな場であれば、7〜8分程度まで許容されることも多いですが、その場合も「区切りの良さ」を意識すると見やすくなります。
一般的に、写真1枚あたりの表示時間は3〜5秒が見やすいと言われています。
3秒で計算すると、3分のムービーで約60枚、5分で約100枚が上限のイメージです。
「厳選して伝える」意識を持つと、見る人にとってもやさしい動画になります。
お葬式・法要・家族だけ…流す場所による違い
同じ思い出ムービーでも、流す場所によって向いている作り方は少し変わります。
| 流す場所 | 長さの目安 | 雰囲気・ポイント |
|---|---|---|
| 通夜・告別式 | 3〜5分 | 静かで落ち着いたBGM、派手すぎない演出、時系列構成が無難 |
| お別れ会・偲ぶ会 | 5〜8分 | 少し明るめの曲も可、友人との写真も多め、笑顔のカットを中心に |
| 四十九日・一周忌など法要 | 3〜5分 | 家族中心の写真、メッセージテロップを増やして「今の気持ち」を伝える |
| 自宅で家族だけ | 自由(5〜15分) | 未整理の写真も含めて長めに、家族で語り合いながら見る前提で作る |
この記事では特に、お葬式や法要など「人が集まる場で流す動画」の作り方を中心に解説します。
思い出ムービーの基本的な作り方と流れ

実際に作るときは、どんな順番で進めればいいでしょうか?
思い出ムービーの作り方は、「構成を考える → 素材を集める → 音楽を決める → 編集する → 最終チェックをする」の5ステップで進めると、初心者でも迷わず作れます。
この流れは、結婚式ムービーや卒業ムービーなど、他の思い出動画にも共通しています。
動画制作メディア「むびるプラス」でも、卒団ムービーの基本的な作り方として同様のステップ(構成→素材→音楽→編集→微調整)が紹介されています(2026年版記事より)。
手順①:思い出ムービーの構成をざっくり決める
最初に、「どんな流れで見せるか」をざっくり紙に書き出してみるとスムーズです。
お葬式の思い出ムービーでよく使われる構成は、次の3パターンが多いです。
たとえば「人生アルバム型」なら、
といった流れで、1つの時代ごとに写真を5〜10枚ずつ選んでいくと、自然にまとまりやすくなります。
手順②:写真・動画・メッセージ素材を集める
構成が決まったら、次は素材集めです。
この段階を丁寧に行うと、編集の手間が大きく減ります。
写真は候補を多めに集めてから絞り込むのがおすすめです。
最終的に使う予定の1.5〜2倍くらいの枚数を目安に集めると、バランスを見ながら選べます。
この素材集めの時間は、家族にとって「一緒に故人を思い出す時間」でもあります。
私自身、父を亡くしたご家族のムービー制作をお手伝いしたとき、「写真を集める時間が一番つらくて、一番ありがたい時間でした」と話されていたのがとても印象的でした。
手順③:BGM(音楽)をどう選ぶか
音楽は、思い出ムービーの雰囲気を大きく左右します。
ただし、お葬式や公開の場で流す場合は、著作権に十分な注意が必要です。
一般的には、既存の有名アーティストの楽曲を無断で使用することは避けるべきとされています。
利用する場合は、JASRACやNexTone、ISUMなどの管理団体を通した手続きが必要になるケースがありますが、この記事執筆時点では、家庭用ムービーの細かな条件については未確認のため、必ず各団体や式場に直接ご相談ください。
必ず事前に確認することをおすすめします。
安心して使える方法としては、次のような選択肢があります。
どうしても「親が好きだった曲」を流したい場合は、ムービーのBGMではなく、お葬式やお別れ会の中で別途その曲を流す演出にするなど、工夫をするご家族も多いです。
手順④:アプリやソフトで動画編集してつなぐ
素材とBGMの目処が立ったら、いよいよ動画編集です。
具体的なアプリ名や料金は今回は未確認ですが、多くの無料アプリ・ソフトには共通する基本機能があります。
編集に慣れていない場合は、最初からテンプレートを用意してくれているアプリやサービスを選ぶと安心です。
結婚式ムービー向けのテンプレートサービスでは、オープニング・プロフィール・エンドロールなどのテンプレートが9,800〜54,780円程度の価格帯で販売されている事例もあり(wedio編集部 2026年5月22日記事より)、同じように「写真を送るだけでテンプレ通りに仕上げてくれる」タイプのサービスは、お葬式用ムービーにも応用しやすいです。
手順⑤:家族で最終チェックをして完成
編集が終わったら、必ず家族みんなで通しで再生して確認しましょう。
お葬式の場合、親戚やご近所の方など幅広い年代の方がご覧になります。
「家族にとっては面白いけれど、場にそぐわないかもしれない写真」などがあれば、このタイミングで差し替えると安心です。
スマホでできる思い出ムービーの作り方(初心者向け)

スマホだとどんな作り方がありますか?
スマホだけで思い出ムービーを作る場合は、「スマホ標準のスライドショー機能」と「無料の動画編集アプリ」を組み合わせるのが現実的で、時間のないときにも向いています。
ここでは代表的な作り方として、「スマホ標準機能を使う場合」と「動画編集アプリを使う場合」に分けて解説します。
個別アプリ名や機能の最新仕様は未確認のため、ここでは一般的な考え方や手順にとどめます。
スマホ標準のスライドショー機能で作る方法
多くのスマホには、写真アプリ内に「スライドショー」や「メモリー動画」を自動作成する機能があります。
iPhoneの場合、「写真」アプリのメモリー機能を使うと、選んだ写真を自動でつないで簡単なムービーにしてくれます。
標準機能のメリットは、とにかく早く形になることです。
5分〜30分程度あれば、ひとまず「1本の動画」が出来上がります。
一方で、テロップの自由度や細かなタイミング調整がしづらいケースもあるため、本格的に作り込みたい場合は、次の「動画編集アプリ」のほうが向いています。
無料の動画編集アプリで作る方法
無料の動画編集アプリ(iPhone・Android共通で使えるものなど)を使うと、テロップ・エフェクト・BGM調整など、より細かな演出ができます。
無料アプリの中には、「スライドショーテンプレート」を選ぶだけで、写真をはめ込めるタイプも多くあります。
最初はこうしたテンプレートを利用し、時間に余裕があれば少しずつアレンジするのが、負担の少ない進め方です。
「スマホで30分仕上げ」を目指すときのコツ
突然のお別れで準備期間が1〜2日しかない場合、「完璧さ」よりも「最低限の形になること」を優先せざるを得ないこともあります。
そのようなときに、スマホで30分〜1時間程度で形にするコツをまとめます。
私が以前お手伝いしたご夫婦も、通夜と告別式の間の夜にスマホで一度ムービーを作られ、「後日、四十九日のときに時間をかけて作り直した」というケースがありました。
まずは今のタイミングでできる形にし、その後ゆっくり作り直すという考え方も、決して悪くありません。
パソコンでの思い出ムービーの作り方と注意点

パソコンで作る場合のポイントも教えてください。
パソコンで思い出ムービーを作る最大のメリットは、「画面が大きく、細かい調整がしやすいこと」と「高画質な状態で書き出しやすいこと」です。
一方で、ソフトのインストールやパソコン自体の操作に慣れていない場合は、かえって時間をかけてしまうリスクもあります。
動画制作メディア「むびるプラス」でも、卒団ムービー制作において、パソコン制作は自由度が高いが、操作習得に時間がかかると紹介されています。
パソコンで作る場合の基本ステップ
パソコンでの基本的な流れは、スマホと大きくは変わりませんが、タイムライン表示やレイヤー機能がより本格的になります。
具体的なソフト名や料金はこの記事では未確認ですが、Windows・Macそれぞれに無料で使える編集ソフトが提供されていることが多く、さらに有料ソフトでは編集機能がより充実しています。
パソコン編集ならではのメリットとデメリット
パソコンで思い出ムービーを作るメリットとデメリットを整理しておきます。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 編集の自由度 | テロップ・写真配置・音楽の細かい調整がしやすい | 機能が多すぎて初心者には難しく感じる場合がある |
| 画質 | 高画質(フルHD以上)で書き出しやすい | パソコンのスペックが低いと動作が重くなる |
| 作業時間 | 慣れれば効率的に編集できる | 慣れていないと、操作習得に数時間〜数日かかることも |
お葬式までの時間が限られている場合は、パソコンに慣れている家族がいるかどうかを一つの判断基準にすると良いです。
慣れていない場合は、スマホ制作+外注も選択肢になります。
自作と外注、思い出ムービーの作り方のメリット・デメリット

それぞれの良さと注意点を知りたいです。
思い出ムービーの作り方には、「自作」と「外注」の大きく2つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
結婚式ムービーを例にした外注相場では、テンプレート型ムービーが1万〜3万円台、エンドロールなどの事前制作ムービーが2〜4万円程度というケースが多いとされています(wedio編集部 2026年5月22日/Lovista note 2024年公開)。
お葬式ムービーも、構成や作業量としては近いイメージで考えられます。
思い出ムービーを自作するメリット①:費用を抑えられる
自分たちで思い出ムービーを作る一番のメリットは、費用を大きく抑えられることです。
スマホ標準機能や無料の動画編集アプリを使えば、かかる費用はほぼゼロです。
有料アプリを使う場合でも、一般的には数百円〜数千円程度の範囲に収まることが多いです(具体的なアプリ別料金は未確認)。
一方、結婚式ムービーを外注する場合、プロフィールムービーやエンドロールの料金相場は1万〜3万円台(テンプレート型)から、オーダーメイドや撮って出しでは数万円〜十数万円にのぼるケースもあります(wedio 2026年5月22日/ウェディングムービーマガジン2026年版など)。
お葬式ムービーでも、同程度の費用感になることが多いため、自作は家計への負担が少ない選択肢です。
思い出ムービーを自作するメリット②:家族で一緒に作る過程も大切な時間になる
自作のもう一つの大きなメリットは、家族で一緒に思い出を振り返りながら作業できることです。
アルバムを囲んで「この時、父さんこんなこと言ってたよね」と話しながら写真を選ぶ時間や、「このテロップどうする?」と夫婦で相談する時間そのものが、故人と向き合う大切なプロセスになります。
私がこれまでご一緒したご家族の中には、「徹夜で作業して本当に大変だったけれど、あの夜がなかったら、父との最後の数年をこんなにちゃんと思い出せなかった」と話される方もいました。
完成した動画だけでなく、その過程も価値のある時間になります。
思い出ムービーを自作するデメリット:時間と負担が大きくなりやすい
一方で、自作には時間と精神的な負担がつきものです。
普段から動画編集に慣れていない方が、1本の思い出ムービーをゼロから作る場合、素材集めも含めると数時間〜十数時間かかることも珍しくありません。
お葬式の準備や役所手続き、親戚への連絡などが重なる中で、この時間を捻出するのは大きな負担になります。
心身を守るためにも、「これ以上は無理そう」と感じたら外注も視野に入れることをおすすめします。
思い出ムービーを外注するメリット①:短時間で高品質な映像になる
プロや制作会社に外注する最大のメリットは、短時間で安定したクオリティのムービーができることです。
結婚式ムービー制作を例にすると、プロフィールムービーやエンドロールを専門に扱う制作会社では、テンプレート型の商品で1万〜3万円台、オーダーメイドでは数万円〜といった価格帯でのサービスが一般的です(wedio 2026年5月22日/ミツモア 2024年6月28日など)。
制作会社によっては、年間2,000組以上の制作実績があるところもあり(WISH公式サイトより)、多くの事例から「見やすく、伝わりやすい構成」が蓄積されています。
このノウハウは、お葬式や偲ぶ会の思い出ムービーにも活かすことができ、限られた時間の中で、安心して任せられるという安心感があります。
思い出ムービーを外注するメリット②:著作権や上映形式も相談しやすい
制作会社に依頼する場合は、著作権や上映形式に関する相談にも乗ってもらえることが多いです。
たとえば結婚式ムービー制作では、ISUM やJASRACなどの利用ルールに沿ったBGMの提案や、会場のスクリーンサイズに合わせた画面比率の調整などが、サービスに含まれている場合があります(具体的な条件は各社により異なるため、事前確認が必要です)。
お葬式ムービーの制作会社でも、同様に会場とのやりとりや、再生用データの形式に関するアドバイスをしてくれることが多いため、「動画が当日になって再生できない」といったトラブルを避けやすくなります。
思い出ムービーを外注するデメリット:費用と修正の自由度
外注のデメリットとしては、まず費用負担があります。
ミツモアの「プロフィールムービー・エンドロール制作」の料金相場では、制作費用は23,000〜60,000円程度とされています(2024年6月28日更新)。
結婚式向けのエンドロールの場合、事前制作型で外注2〜4万円、式場経由で5〜8万円、撮って出しでは10万円〜20万円以上という事例もあります(Lovista note 2024年公開)。
お葬式ムービーは撮って出しほどの負荷はないケースが多いですが、それでも数万円単位の費用がかかることは想定しておく必要があります。
また、修正が発生した場合に、追加料金や納期への影響が出る可能性もあるため、最初の打ち合わせで「どこまで料金に含まれているか」を必ず確認しましょう。
思い出ムービーを外注する場合の料金相場と選び方
お葬式用の思い出ムービー専門の相場データは公的にまとまっていませんが、構成や作業量が近い結婚式ムービー(プロフィール・エンドロールなど)の料金相場から、ある程度イメージすることが可能です。
ここでは、2024〜2026年に公開された複数の情報源をもとに、外注費用の目安を整理します。
テンプレート型ムービーの料金イメージ
まず、テンプレート型の結婚式ムービーの相場を見てみます。
| 区分 | 価格帯(円) | 出典・補足 |
|---|---|---|
| オープニングムービー最安 | 9,800〜 | wedio編集部(2026年5月22日) |
| プロフィールムービー最安 | 18,500〜 | 同上 |
| エンドロール最安 | 18,500〜 | 同上 |
| テンプレ型全体の最高価格 | 〜54,780 | 同上(プレミアム帯上限) |
| プラットフォーム相場 | 23,000〜60,000 | ミツモア「プロフィールムービー・エンドロール制作」(2024年6月28日) |
これらのデータから、テンプレート型の思い出ムービーを外注する場合、2万〜5万円台が一つの目安と言えます(あくまで結婚式ムービーを基準にした一般的なイメージです)。
フリーランスや個人クリエイターに依頼する場合の相場
フリーランスや個人クリエイターに直接依頼する場合の報酬相場も参考になります。
@SOHOの「結婚式・イベント・記念動画のお仕事」ガイドによると、オープニングムービーの編集単価は20,000〜80,000円、エンドロール(データ編集のみ)は20,000〜60,000円程度とされています(2026年8月取得)。
また同サイトのブログでは、名前とメッセージのみの事前制作型エンドロールであれば、2万円台で依頼可能なケースも多いと説明されています。
お葬式用の思い出ムービーも、「写真とメッセージを渡して編集してもらう」という意味では、同程度のレンジをイメージしておくと良いでしょう。
制作会社を選ぶときに見るべきポイント
具体的に制作会社やクリエイターを選ぶときは、次のポイントをチェックすると失敗しにくくなります。
特にお葬式や法要の場合、納期が非常にタイトになりやすいため、「最短何日で納品可能か」を早めに確認することが重要です。
急ぎ対応に追加料金が設定されていることも多いので、見積もりの段階で必ず確認しましょう。
お葬式で失敗しない思い出ムービー作り方のコツ
お葬式や法要で流す思い出ムービーでは、「感動的であること」と同じくらい、「場にふさわしいこと」が大切です。
ここでは、私たちがお手伝いしてきた中で、「これは気をつけてよかった」とご家族から声をいただくことが多かったポイントを整理します。
写真選びのコツ:笑顔を中心に、バランスよく
写真を選ぶときは、笑顔の写真を中心にしながら、「その人らしさ」が伝わるカットをバランスよく選ぶことが大切です。
また、お葬式では親戚・近隣の方など、故人の人生のさまざまな時期を知る人が集まります。
それぞれの方が「懐かしい」と感じる写真が少しずつ含まれていると、ムービーが始まった瞬間から場が自然と温かくなります。
構成のコツ:見やすさを第一に考える
構成を考えるときは、「ドラマチックさ」よりも「見やすさ・分かりやすさ」を優先するのがおすすめです。
たとえば、場面の切り替えが多すぎると、見る人が「今どの時期の話か」を追いづらくなってしまいます。
基本的には、時系列またはテーマ別のどちらかに統一し、切り替えの前に短いテロップ(「学生時代」「家族が増えて」など)を入れるだけで、ぐっと見やすくなります。
数秒見ただけでも「どんな時期の写真か」が伝わるようにすると、場全体にやさしい構成になります。
演出のコツ:エフェクトは控えめに、テロップは大きめに
動画編集アプリには、キラキラしたエフェクトや派手なアニメーションがたくさん用意されていますが、お葬式の思い出ムービーでは、演出はできるだけ控えめにするのが無難です。
私たちがご提案することが多いのは、「オープニングとエンディングだけ、少しだけ演出を入れる」という方法です。
タイトルがふわっと現れる、最後に「ありがとう」の文字が現れる程度であれば、静かな中にも「特別なムービー」であることが伝わります。
「思い出ムービー 作り方」に関するよくある質問
最後に、よくある疑問もまとめて教えてもらえますか?
迷いや不安の整理に役立ててください。
思い出ムービーを制作するにはどうしたらいいですか?
まずは目的・長さ・流す場所を決め、そのうえで「自作」か「外注」かを選ぶのがおすすめです。
自作する場合は、「構成を決める→素材を集める→BGMを選ぶ→アプリで編集する→家族でチェックする」という5ステップで進めると迷いにくくなります。
外注する場合は、お葬式や法要の制作実績がある会社やクリエイターに相談し、納期と予算のバランスを見ながら決めると安心です。
思い出ムービーは何分くらいがベストですか?
お葬式や法要で流す思い出ムービーは、3〜5分程度が見やすい長さです。
家族だけで見る場合は5〜10分程度でも問題ありませんが、参列者が多い場では長すぎると集中力が続きにくくなります。
写真1枚あたり3〜5秒を目安に、全体の尺から逆算して写真枚数を決めると、バランスが取りやすくなります。
iPhoneでの思い出ムービーの作り方は?
iPhoneの場合は、「写真」アプリのスライドショー機能やメモリー機能を使う方法と、無料の動画編集アプリを使う方法があります。
スライドショー機能なら、アルバムを作って写真を集め、「スライドショーを作成」から自動で動画を作成できます。
より細かく作り込みたい場合は、動画編集アプリで「写真を読み込む→並べる→テロップとBGMを入れる」という基本ステップで作成します。
無料でムービーを作れるアプリはありますか?
一般的に、スマホ・パソコン向けには無料で使える動画編集アプリやソフトが複数提供されています。
アプリごとに機能や利用規約が異なるため、商用利用や式場での上映が許可されているかは必ず公式サイトやアプリストアの説明文で確認してください。
また、無料版ではウォーターマーク(ロゴ表示)が入るものもあるため、お葬式での上映に使う場合は事前確認が大切です。
Androidでムービーを作成するにはどうしたらいいですか?
Androidスマホでも、写真アプリのスライドショー機能や、Googleフォトのアニメーション・ムービー機能などを使って、簡単な思い出ムービーを作ることができます。
さらに、無料の動画編集アプリをインストールすれば、iPhoneと同じように「写真を選ぶ→並べる→テロップ・BGMを追加する」という流れで、より自由度の高いムービー作成が可能です。
どのアプリを使う場合も、最初に写真を1つのフォルダにまとめておくと作業がスムーズになります。
まとめ|思い出ムービーの作り方は「今の自分たちにできる最善」を選ぶこと
最後にもう一度、大事なポイントを整理してもらえますか?
思い出ムービーの作り方で迷ったときに立ち返ってほしいポイントを、改めてまとめますね。
思い出ムービーの作り方に「これが正解」という形はなく、「今の自分たちにとって無理のない、後悔の少ない方法」を選ぶことが一番大切です。
親御さんを亡くされた直後に、ここまで調べて「何かしてあげたい」と考えているだけで、十分すぎるほどの親孝行だと私は思います。
思い出ムービーは、その気持ちをそっと形にしてくれる一つの手段です。
自分たちで作るのも、プロに頼むのも、どちらも間違いではありません。
この記事が、あなたとご家族にとって「今の最善の選択」を見つける手がかりになれば幸いです。
もし「自分たちだけでは難しそう」「時間がどうしても足りない」と感じたときは、お葬式ムービーを専門にしている制作会社にも、遠慮なく相談してみてください。
限られた時間の中でも、心に残る思い出ムービーを一緒に形にしていきましょう。
Writer
Sunaga
メモリアルムービーディレクター
「人生の歩みを、想いとともに未来へつなぐ」を大切に、お葬式ムービーの企画・制作を行っています。
葬儀の進行やマナー、写真の選び方、上映時の演出など、お別れの場だからこそ知っておきたい情報を、専門的な内容もわかりやすくお伝えすることを心がけています。
このコラムが、大切な方を偲ぶ時間や、ご家族で思い出を振り返るきっかけとなり、安心してお葬式ムービーを準備していただくためのお役に立てれば幸いです。