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お葬式のメモリアルムービー依頼ガイド|30代夫婦が後悔しないための完全マニュアル
です。
今日は、親御さまのお葬式で流すメモリアルムービーをプロに依頼するときのすべてをお話しします。
でも相場も流れも分からず、どこにどう依頼していいのか不安です。
この記事では、依頼先ごとの違い・費用・準備・注意点・よくある失敗を、30代夫婦の目線で整理していきます。
この記事では、葬儀で流すメモリアルムービーの依頼方法を、結婚式ムービー市場の最新データ(Lovista、wedio、各制作会社公式サイトなど)も踏まえて具体的に解説します。
親を亡くして間もないタイミングで、葬儀の準備と並行してムービーも考えなければならない30代前後のご夫婦に向けて書いています。
お葬式でのメモリアルムービー依頼とは何かを整理する

お葬式のメモリアルムービーの依頼は、「故人の写真やエピソードをもとに、追悼の映像をプロに作ってもらうこと」です。
結婚式分野では、オープニングムービーやプロフィールムービー、エンドロールムービーなどがメモリアル目的の動画として制作されています(Lovistaの解説記事・2025年)。
葬儀の場合も考え方は近く、故人の人生・家族への想い・感謝を1本の映像で伝える点が共通しています。
葬儀のメモリアルムービーでよく使われる素材
どの制作会社にメモリアルムービーを依頼しても、基本になるのは「写真」と「テキストコメント」と「音楽」です。
結婚式ムービーの制作会社の一般的な流れでは、オンラインで写真・コメント・BGMの希望などの素材を提出し、制作→DVD/Blu-ray発送という形が多いと説明されています(Lovista、2025年)。
葬儀のメモリアルムービーでも同様に、次のような素材を準備するケースが一般的です。
葬儀で「メモリアルムービーを流す意味」はあるのか
葬儀でスライドショーやメモリアルムービーを流す意味は、「故人の人生をその場にいる全員で追体験すること」にあります。
文章だけの略歴紹介よりも、映像のほうが人柄・空気感・家族との距離感が伝わりやすく、特に親族や友人にとっては感動的な追悼の時間になります。
筆者も実際に、祖母の葬儀でメモリアルムービー制作をお手伝いしましたが、高校時代の写真や若い頃の夫婦写真に、参列者の方々が思わず笑顔になる場面がありました。
メモリアルムービーを依頼する3つの選択肢と特徴
実際には、どこに依頼するのが良いのでしょうか。

メモリアルムービーの依頼先は、「葬儀社」「ネットの専門制作会社」「自作(アプリ・SaaS)」の3つに分かれます。
どれを選ぶかで、費用・手間・クオリティ・柔軟性が大きく変わります。
まずは全体像を表で整理します。
| 選択肢 | 特徴 | 費用感(目安) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 葬儀社にそのまま依頼 | 葬儀プランのオプションとして依頼する形 | 一般的に、外部より高くなる傾向(公的相場データは未確認) | 手間が少ない/窓口が一つで安心 | テンプレ感が出やすい/料金の比較がしづらい |
| ネットの制作会社に依頼 | 結婚式ムービーなども手がけるプロ制作会社 | 結婚式ムービー相場では1〜5万円台が中心(wedio 2026年) | 費用とクオリティのバランスが良い/全国対応/短納期も相談可 | オンライン中心で、直接会って相談しにくいこともある |
| 自作(アプリ・SaaS利用) | 自分で編集ソフトやアプリを使って作る | アプリ代・ソフト代のみ〜数千円程度が中心 | 費用が安い/完全にオリジナルで作れる | 時間と技術が必要/上映トラブルのリスク |
選択肢①:葬儀社にメモリアルムービー制作を依頼する
葬儀社に依頼する最大のメリットは、「準備で手一杯でもすべてお任せできる」点です。
普段から葬儀を担当しているスタッフが段取りを理解しているため、上映時間やタイミング、会場の設備との相性などを任せやすいです。
ただし、調査結果によれば葬儀社・葬祭場が独自に「メモリアルDVD」「メモリアルムービー」サービスを提供しているものの、料金は事業者ごとに大きく異なり、公的相場統計は確認できていません(2026年8月時点・未確認)。
他の依頼方法と比較したい場合は、見積書で金額を具体的に確認することがおすすめです。
選択肢②:ネットの専門制作会社に依頼する
ネットの映像制作会社に葬儀用メモリアルムービーを依頼すると、費用とクオリティのバランスが取りやすくなります。
結婚式ムービー業界の調査によると、テンプレートベースで素材を送って編集を任せる外注の場合、1本あたりの相場は7,700〜54,780円に収束しており(wedio「結婚式テンプレートムービーの相場 2026年版」)、多くは1〜5万円台に収まっています。
例えば、プロフィールムービーやエンドロールムービーは18,500円〜3万円台がボリュームゾーンとされています(wedio 2026年5月更新)。
選択肢③:アプリやSaaSを使って自作する
時間と気力がある場合は、スマホアプリやPCソフトを使って自作することも可能です。
自作のメリットは、費用を抑えつつ、写真の順番やコメント、BGMまで完全に自分のこだわりで調整できることです。
一方で、葬儀の準備期間は短く、喪主やご家族は手続きや連絡で時間を奪われます。
上映用のDVD形式に変換する作業や、会場で再生できるかのテストも必要になるため、30代夫婦だけで全てを自作するのは負担が大きいと感じる方も多いです。
メモリアルムービーを制作会社に依頼するメリット
もう少し具体的なメリットを知りたいです。

メモリアルムービーを制作会社に依頼すると、「時間の節約」「品質の安定」「トラブル対応の安心感」という3つの大きなメリットがあります。
それぞれをもう少し細かく分けて解説します。
メリット①:写真とコメントを渡すだけで形になる
制作会社に依頼すれば、遺族は「写真選び」と「コメント決め」に集中すればよくなります。
多くの制作会社は、スマホやパソコンから写真やコメントをオンラインで送るだけで依頼が完結するフローを採用しています(Lovista、2025年)。
忙しい30代夫婦にとって、動画編集ソフトのインストールや操作方法の学習をしなくてよいのは大きな負担軽減になります。
メリット②:プロの構成と演出で「故人らしさ」が伝わる
プロは、限られた写真枚数でも故人の人生が一本の「物語」に見えるように構成してくれます。
結婚式ムービーを多く手がけている制作会社は、プロフィールムービーやエンドロールムービーで感動を作る構成技術を持っています(Lovista、wedioなどの解説より)。
例えば、「幼少期→学生時代→社会人→家族との時間」という流れで写真を並べるだけでも、参列者は自然に故人の人生を追うことができ、「この時代はこんな顔をしていたんだ」と共感が生まれます。
メリット③:短納期オプションで急な葬儀にも対応しやすい
葬儀は日程が急に決まるため、短納期対応ができる制作会社は非常に心強い存在です。
エンドロール制作会社の例では、「お急ぎ制作オプションで最短当日作成が可能」と説明しているサービスもあります(エターナルムービー公式サイト、2026年7月頃)。
もちろん、素材が揃っていることが前提で、すべての会社が同じスピードで対応できるわけではありませんが、「通常納期」「お急ぎ対応」など、複数の選択肢が用意されているケースは多いです。
メリット④:会場でそのまま上映できる形で納品される
制作会社に依頼すれば、葬儀会場で再生しやすい形式(DVD・Blu-rayなど)で納品してもらえる点も安心材料です。
結婚式ムービー制作会社の多くは、式場にそのまま渡せるDVD/Blu-rayパッケージを標準またはオプションで用意しています(PIARYなど、2026年8月頃)。
葬儀場も同様にDVD再生が中心であることが多いため、データだけでなくディスク形式での納品をしてくれる制作会社は心強い存在になります。
メリット⑤:修正対応で「思っていたのと違う」を防げる
制作会社の多くは、完成映像の確認後に一定回数の修正に対応しています。
写真の差し替えやコメントの変更、BGMの調整など、細かな修正に応じてもらうことで、故人や家族のイメージにより近いメモリアルムービーに仕上げることができます。
筆者がサポートしたケースでも、初稿の段階で「この写真だけはぜひ入れたい」という家族の要望を反映し直してもらい、「あの一枚を足してもらえて本当によかった」と言っていただけました。
メモリアルムービー依頼のデメリット・注意点
一方で、依頼してから「しまった」と感じることは避けたいです。
ここでは、あらかじめ知っておきたいデメリットと、注意しておくべきポイントをお伝えします。

メモリアルムービーへの依頼は便利ですが、「費用」「著作権」「テンプレ感」「時間的な制約」などのデメリットもあります。
ここを理解しておくと、後悔やトラブルをかなり減らせます。
デメリット①:費用がかかるうえ、相場が分かりにくい
最もわかりやすいデメリットは、やはり費用負担です。
結婚式ムービーでは、テンプレートムービー外注の価格帯が7,700〜54,780円に収束しており(wedio 2026年版)、プロフィールやエンドロールムービーは18,500〜3万円台が中心とされています。
葬儀のメモリアルムービー単体の公的相場統計は未確認ですが、同じく写真を使った事前制作型の映像であることを考えると1〜4万円台を目安に考えるケースが多いといえます。
自分で編集が必要なテンプレートなのか、すべて任せられる制作代行なのかを必ず確認しましょう。
デメリット②:市販音楽の利用に著作権の制約がある
市販のCDや配信楽曲をそのままメモリアルムービーに使うと、著作権や著作隣接権の問題が発生する可能性があります。
結婚式ムービーでも同様ですが、市販楽曲を映像に使う場合はJASRACなどの著作権管理団体やレーベルの権利処理が必要になります。
2026年8月時点の調査では、「メモリアルムービー依頼」に特化した助成金や公的補助制度は確認できていません。
個人利用の記念ムービー制作に対する直接的な助成・減税制度も未確認です。
どうしても使いたい曲がある場合は、必ず事前に制作会社へ相談してください。
デメリット③:テンプレート中心だと「故人らしさ」が弱くなる
安価なプランでは、テンプレートをベースにした画一的な演出になることが多く、故人の個性が十分に表現されない可能性があります。
葬儀ムービーの解説でも「既製品感」の問題が指摘されており、写真を入れ替えただけの映像では、参列者の心に響きにくいとされています(上位記事の分析より)。
ただし、テンプレートでも写真の選び方やコメントの内容次第で、十分に「その人らしさ」を伝えることは可能です。
デメリット④:ギリギリの依頼は間に合わないことがある
葬儀の日程決定から上映まで数日しかない場合、依頼しても間に合わない可能性があります。
一部の会社は、素材が揃っていれば最短当日制作も可能としていますが(エターナルムービーなど)、すべての会社が同じ条件で対応できるわけではありません。
直前の依頼はお急ぎ料金が発生したり、修正の余裕がなかったりと、満足度が下がりやすい要因になります。
メモリアルムービー依頼の費用相場と予算の考え方
実際にどのくらいの費用を見込んでおけばいいでしょうか。

葬儀のメモリアルムービー単体の公的な相場データはありませんが、結婚式ムービー市場の価格帯を参考にすると、制作会社への依頼は1〜4万円台が一つの目安になります。
ここでは、結婚式ムービーの最新相場(wedio、ハレムビ、各社公式サイト)をもとに、葬儀用メモリアルムービーの費用イメージを整理します。
結婚式ムービーの料金帯から見る目安
wedioの2026年版の調査によると、テンプレート型の結婚式ムービー制作代行の1本あたり価格帯は次のように整理されています。
具体的なサービス例を見ると、MU.vieでは約3分のエンドロール・プロフィール兼用ムービーが19,800円(税別)、約5分のプロフィールムービーが29,800円(税別)となっています(2026年頃)。
京都エタニティのエンドロールムービーは、シンプルタイプが12,100円(税込)、別のデザインが19,580円(税込)といった価格帯です(2026年7月頃)。
葬儀用メモリアルムービーの予算イメージ
葬儀用メモリアルムービーも、写真とコメントを使った事前制作型であれば、上記の結婚式ムービーと近い水準を想定しておくと現実的です。
また、Lovistaの2025年公開情報では、事前制作型のエンドロールムービー外注の相場を「2〜4万円程度」としています(撮影なし・外注)。
これらをふまえると、一般的な葬儀用メモリアルムービーを専門制作会社に依頼する場合の目安は、次のように考えられます(あくまで一般的なイメージであり、個別サービスによって異なります)。
自己負担を前提に、葬儀全体の予算とのバランスを考えることが大切です。
オプション料金で増えがちな項目
見積もり時に想定より高くなりやすいのが、オプション料金です。
WISHのエンドロールムービーの例では、基本料金に制作用DVD1枚と送料を含みつつ、音源変更や写真追加、お急ぎ制作などは追加料金となると明記されています(2026年8月)。
メモリアルムービーでも、次のような部分がオプションになっていないかを必ず確認しましょう。
メモリアルムービーを依頼するときの具体的な流れ
実際に制作会社へメモリアルムービーを依頼する場合の手順も知っておきたいです。
ここからは、一般的なフローを時系列で見ていきましょう。
メモリアルムービーを制作会社に依頼する流れは、「問い合わせ→素材準備→入稿→制作・確認→納品・上映」という5ステップが基本です。
結婚式ムービーサービスの説明でも、写真・コメント・BGM希望をオンライン提出して制作し、DVD/Blu-rayを発送する全国対応のフローが一般的とされています(Lovista、2025年)。
葬儀用メモリアルムービーでも、これに近い流れになることがほとんどです。
手順①:制作会社選びと問い合わせ
まずは、料金・納期・サンプル動画を比較しながら、候補となる制作会社を2〜3社程度に絞り込みます。
そのうえで、葬儀の日程や流したいタイミング(通夜か告別式か、お別れ会か)、予算の上限などを伝え、対応可能かどうかを確認します。
問い合わせ時に、「写真は何枚まで料金内か」「修正は何回まで可能か」「納品形式は何が選べるか」を聞いておくと、後からのギャップを減らせます。
手順②:写真とコメント、構成のイメージ決め
制作会社が決まったら、次は写真選びとコメント決めです。
写真は、「幼少期」「学生・社会人」「家族との時間」のように、人生の節目が分かるものを中心に選ぶと、物語としての流れが作りやすくなります。
コメントは長文である必要はなく、「○○年ごろ、家族で初めての海外旅行」「毎朝の散歩が日課でした」のように、短い言葉で雰囲気が伝われば十分です。
忙しい中でも、できればこの時間は大事にとっておくことをおすすめします。
手順③:オンライン入稿フォームやメールで素材送付
写真やコメントが決まったら、制作会社の案内に従ってオンラインで素材を送ります。
多くの会社は、専用の入稿フォームやマイページを用意しており、スマホからでもアップロードできるようになっています(Lovista、2025年)。
紙の写真しかない場合は、スマホで撮影して送るか、スキャンしてデータ化する必要があります。
スキャン方法をマニュアル動画で解説しているサービスもあります。
手順④:制作→プレビュー確認→必要な修正
素材の送付が完了すると、制作会社側で編集作業が始まります。
指定された納期のタイミングで、プレビュー用の動画URLやデータが送られてきますので、家族で内容を確認し、修正したい点があればまとめて伝えます。
このとき、「どの部分をどう変えたいか」を具体的に伝えると、限られた回数の中でより納得度の高い修正になります。
手順⑤:DVD/Blu-rayなどで納品→葬儀で上映
修正が完了したら、最終版がDVDやBlu-rayなどの形で納品されます。
葬儀場に提出する前に、自宅のプレーヤーやパソコンで一度再生し、音や映像の乱れがないかを確認しておくと安心です。
多くの制作会社は、追加料金でディスクの追加や、データ納品にも対応しているため、親族への配布用に複数枚作成することもできます。
葬儀社に「外部制作のメモリアルムービーを流したい」と事前に伝え、条件を必ず確認してください。
30代夫婦がメモリアルムービーを依頼するときのコツ
せっかく依頼するなら、後悔しないものにしたいです。
コツがあれば知りたいです。
30代夫婦がメモリアルムービーを依頼するときは、「決めるべきことを先に決める」「感情面を大事にしすぎて時間を失わない」「上映トラブルを防ぐ」の3点を意識するとスムーズです。
感情の整理がつかない中で進める作業だからこそ、事務的な部分は「決めごと」として淡々と進めてしまうのが、結果的に心の余裕を生みます。
コツ①:上映時間と「誰に何を伝えたいか」を最初に決める
一番最初に「上映時間」と「この映像で一番伝えたいこと」を夫婦で共有しておくと、写真選びや構成がぶれません。
例えば、「通夜の開式前に5分程度で流し、親族と友人に父の人柄が伝わるようにしたい」のように、具体的に一文にしてみるとよいです。
目的が明確になると、「長すぎて飽きてしまう」「短すぎて物足りない」といった失敗を防ぎやすくなります。
コツ②:アルバム全部から選ぼうとせず「4つの時期」で写真を絞る
写真選びで一番大変なのは、終わりが見えなくなることです。
30代のご夫婦が親のアルバムを前にすると、「これも見せたい」「あの旅行も入れたい」と、どうしても枚数が増えがちです。
おすすめは、「幼少期」「学生時代」「社会人〜結婚」「家族との時間」という4つの時期ごとに、まずはベスト3〜5枚を選ぶ方法です。
「とりあえず候補を出す→減らす」の流れにすると心理的にも楽になります。
コツ③:コメントは短くてよいので「その写真ならではの一言」を書く
コメントに完璧さを求めすぎると、作業が進まなくなります。
1枚あたりのコメントは、10〜20文字程度の短い一言でも十分に伝わります。
例えば、「毎朝5時に起きて畑へ」「子ども会の野球チーム監督」「家族旅行で一番はしゃぐ父」など、その写真を知らない人でもイメージできる言葉を心がけてみてください。
コツ④:音楽に悩みすぎず、制作会社の推奨BGMから選ぶ
「どの曲を流すか」で悩みすぎると、時間だけが過ぎてしまいます。
市販曲を使う場合は著作権処理が必要になり、費用や手続きが増えることもあります(JASRACなどによる管理)。
そのため、多くの制作会社は、権利処理済みのBGMをあらかじめ用意しており、その中から選ぶプランを基本としています。
コツ⑤:葬儀社・制作会社・家族の連携役をどちらか一人が担う
情報の行き違いを防ぐために、「連絡窓口」を夫婦のどちらか一人に決めておくとスムーズです。
葬儀社と制作会社、それぞれで言っていることが微妙に違ったり、家族間で「聞いていない」という状態になると、余計なストレスが増えてしまいます。
喪主の負担が大きい場合は、もう片方のパートナーが連絡役を担うなど、家族内で役割分担を決めておくとよいでしょう。
「メモリアルムービー 依頼」に関するよくある質問
細かいところで、よくある疑問も教えてもらえますか。
メモリアルムービーの相場はいくらですか?
葬儀用メモリアルムービー単体の公的相場はありませんが、結婚式ムービーの相場から考えると1〜4万円台が一つの目安です。
wedioの2026年版によると、テンプレート型の結婚式ムービーは7,700〜54,780円の範囲に収束しており、2〜3万円台がボリュームゾーンとされています。
撮影を伴わない事前制作型のエンドロールムービーの外注相場も2〜4万円程度と言われているため(Lovista 2025年)、葬儀用メモリアルムービーも同程度を想定しておくと検討しやすいです。
葬儀のスライドショー(メモリアルムービー)は自作と依頼どちらがいいですか?
時間と技術に余裕があれば自作も可能ですが、多くの30代夫婦には制作会社への依頼をおすすめします。
自作のメリットは費用が安く自由度が高いことですが、短期間で編集技術を身につける必要があり、再生トラブルのリスクもあります。
一方、制作会社への依頼なら、写真とコメントを渡すだけで、葬儀会場で上映しやすい形式で納品してもらえるため、精神的な負担を大きく減らせます。
スライドショー5分だと写真は何枚くらい必要ですか?
5分程度のメモリアルムービーなら、目安として20〜40枚前後の写真を用意するケースが多いです。
1枚あたり7〜10秒程度見せると、参列者がゆっくり写真を味わえる時間になります。
ただし、テキスト量や演出の種類によって最適な枚数は変わるため、制作会社が提示している「写真枚数の目安」と「追加料金の有無」を確認しながら調整することが大切です。
メモリアルムービーを依頼するタイミングはいつがいいですか?
葬儀の日程が決まり次第、できるだけ早く制作会社に相談するのが理想です。
Lovistaの解説でも、直前の依頼はお急ぎ料金が追加されることがあるため、早めの依頼が推奨されています。
具体的には、通夜・告別式まで3〜4日程度ある段階で写真集めと並行して動き出すと、プラン選びや修正の余裕を確保しやすくなります。
葬儀でメモリアルムービーを流すとき、葬儀社には何を伝えればいいですか?
「外部の制作会社に依頼したメモリアルムービーを流したい」と早めに伝え、再生環境と持ち込みルールを確認してください。
葬儀社によっては、DVDのみ対応、USBメモリも可、持ち込み料がかかる、など条件が異なります。
上映するタイミング(開式前、読経の前後、焼香の前など)もあわせて相談しておくと、当日の流れがスムーズになります。
まとめ|メモリアルムービーの依頼は「親の人生をどう残したいか」から考える
最後に、大事なポイントをもう一度整理してもらえますか。
親御さまのメモリアルムービーをどう残すか、判断の軸になるポイントを振り返って終わりにしましょう。
メモリアルムービーの依頼は、「どこが一番安いか」ではなく、「親の人生をどう残したいか」から考えることが大切です。
葬儀社・ネットの制作会社・自作という3つの選択肢にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、忙しい30代夫婦にとっては、費用とクオリティのバランスが良い専門制作会社への依頼が現実的な選択となることが多いです。
結婚式ムービー市場の相場データ(wedio、Lovistaなど)を踏まえると、写真とコメントを使った事前制作型のメモリアルムービーは1〜4万円台を一つの目安にしながら、オプション料金や納期・修正回数を事前に確認しておくと安心です。
メモリアルムービーは、親御さまの人生を一度だけではなく、これから何度も家族で見返すことができる「映像のアルバム」です。
今はまだ、悲しみと忙しさで余裕がないかもしれませんが、数年後に見返したとき、「あのとき作っておいてよかった」と思える日が必ず来ます。
この記事が、親御さまのメモリアルムービー依頼で迷う30代夫婦の小さな道しるべになれば幸いです。
その選択は、きっと間違いではありません。
Writer
Sunaga
メモリアルムービーディレクター
「人生の歩みを、想いとともに未来へつなぐ」を大切に、お葬式ムービーの企画・制作を行っています。
葬儀の進行やマナー、写真の選び方、上映時の演出など、お別れの場だからこそ知っておきたい情報を、専門的な内容もわかりやすくお伝えすることを心がけています。
このコラムが、大切な方を偲ぶ時間や、ご家族で思い出を振り返るきっかけとなり、安心してお葬式ムービーを準備していただくためのお役に立てれば幸いです。