Column

メモリアルムービーとは?お葬式で後悔しないための基礎知識と上手な頼み方

この記事の結論
  • メモリアルムービーとは、葬儀や法要で故人の人生を写真や動画で振り返る追悼映像のこと。
  • 通夜・告別式だけでなく、四十九日や一周忌、自宅での保管用としても活用できる。
  • 費用相場は専門業者なら2〜3万円台から、葬儀社経由だと5〜10万円程度になる。
  • メモリアルムービーには、家族の気持ちを整理し、参列者と故人の思い出を共有できる大きな効果がある。
  • 短い準備期間でもプロに依頼すれば、最短翌営業日などで高品質な映像を用意できる。
  • 結婚式のメモリアルムービーとは用途も相場も違うため、目的に合ったサービス選びが重要。

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
こんにちは!こんにちは!お葬式ムービーの想映です。
です。
この記事では、お葬式や法要で流すメモリアルムービーについて、いちからていねいにお話しします。

親が急に亡くなって、葬儀社から「メモリアルムービーもいかがですか」と言われました。
でも、どんな映像なのかも、必要かどうかもよく分からなくて……。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
戸惑いの中でたくさん決めごとが続くと、本当に大変ですよね。
この記事では、そんな不安を少しでも減らせるように、「メモリアルムービーとは何か」「費用・内容・作り方」「向き不向き」まで、30代のご夫婦向けに整理してお伝えします。

この記事では、メモリアルムービーの基本から、メリット・デメリット、料金相場、制作の手順、結婚式ムービーとの違いまでをまとめて解説します。

「親のために何かしてあげたいけれど、後悔もしたくない」という30代前後のご夫婦に向けて、判断材料をできるだけ具体的にお届けします。

まさに今、お葬式や四十九日の準備で迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

メモリアルムービーとは何かをやさしく解説

メモリアルムービーのイメージと上映シーンの概要

まず、「メモリアルムービーとは何か」をちゃんと知っておきたいです。
どんな目的の映像なんでしょうか。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
ここでは、言葉の意味と、どんな場面で使われる映像なのかを、できるだけ分かりやすく整理していきますね。

メモリアルムービーとは、葬儀や告別式、お別れ会・法要などで上映する、故人の人生や思い出を振り返るための追悼映像のことです。

写真や生前の動画、テロップ、音楽を組み合わせて、故人の歩んだ道のりや、家族への想いを数分〜十数分の映像にまとめます。

メモリアルムービー制作サイト「メモリアルムービー」では、「葬儀・告別式・お別れ会で上映し、故人の人生や思い出を写真や映像で振り返るもの」と説明されています(memorialmovie.com/2026年1月時点)。

メモリアルムービーの主な用途と上映シーン

現在の葬儀では、メモリアルムービーは特別なものでなく、かなり一般的なものになっています。

memorialmovie.comやmemorialmovie.onlineなどの専門サイトでは、次のような場面での上映が紹介されています。

メモリアルムービーがよく使われる場面
  • 通夜・葬儀・告別式の最中に流す追悼映像
  • 社葬・お別れ会・偲ぶ会での追悼ムービー
  • 初七日・四十九日・一周忌など法要での「偲ぶビデオ」
  • 自宅で家族だけで故人を偲ぶ「思い出ムービー」
  • ペット供養・ペットロスケアのためのメモリアル動画

メモリアルムービーがお葬式で果たす役割

メモリアルムービーの一番の役割は、短い時間で「故人らしさ」を共有することです。

memorialmovie.comの公式コラムでは、「故人の人生を参列者と共有し、感謝の気持ちを分かち合う時間をつくる」と説明されています(2026年1月時点)。

メモリアルムービーがお葬式にもたらす効果
  • 効果①:親の若いころの姿や趣味など、知らなかった一面を家族が知るきっかけになる
  • 効果②:参列者全員で静かに映像を見ることで、会場に一体感が生まれる
  • 効果③:悲しみで言葉が出ないときでも、映像が「ありがとう」を代弁してくれる
  • 効果④:葬儀後もデータやDVDを保管し、命日などに家族で見返せる

結婚式で使う「メモリアルムービー」との違い

インターネットで「メモリアルムービーとは」と検索すると、結婚式ムービーも混ざって出てきますが、葬儀用とは別物です。

結婚式の世界では、「メモリアルDVD」「メモリアルムービー」=結婚記念日や結婚周年を振り返る映像という意味で使われます(冠婚葬祭企業メモワールのパンフレットより/memoire.co.jp)。

検索するときは「葬儀 メモリアルムービー」「葬儀 追悼ムービー」など、目的を表す言葉を組み合わせると、葬儀向けの情報を探しやすくなります。

メモリアルムービーの種類と「親の葬儀」で選ぶポイント

用途と制作方式で選べるメモリアルムービーの種類

メモリアルムービーがどんなものかは分かってきました。
ただ、親の葬儀ではどのタイプを選べばいいのかイメージが湧きません。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
ここからは、用途ごとの種類と、30代のご夫婦が親御さんのために選びやすいパターンを具体的に紹介しますね。

メモリアルムービーにはいくつかの種類があり、「どこで流すか」「どこまでこだわるか」によって選び方が変わります。

特に親御さんの葬儀では、時間との戦いになりやすいため、早い段階でイメージを固めておくと安心です。

用途別のメモリアルムービーの種類

memorialmovie.comや他社サービスの情報をもとに、葬儀・法要でよく使われる種類を整理すると、次のようになります。

種類 主な上映シーン 特徴
葬儀・告別式用メモリアルムービー 通夜・告別式・社葬・お別れ会 もっとも一般的。
3〜10分前後で故人の人生を振り返る。
法要・偲ぶ会用ムービー 初七日・四十九日・一周忌など 葬儀後、少し時間をかけて作ることが多い。
メッセージ性を強めやすい。
自宅保存用「思い出ムービー」 家族だけの鑑賞 上映時間や構成を自由に決められる。
写真枚数も多めにできる。
ペットメモリアルムービー ペット供養・ペットロスケア ペットの写真中心。
家族の心のケア目的が大きい。
memorialmovie.comでは、葬儀・告別式だけでなく、偲ぶ会や法要でも上映されるケースが増えていると紹介されています(2026年1月時点)。

制作方式別のメモリアルムービー(テンプレ・セミオーダー・フルオーダー)

同じメモリアルムービーでも、「どう作るか」によって価格も自由度も変わります。

memorialmovie.onlineのコラムでは、おおまかに次の3タイプに分けられています。

制作方式別・メモリアルムービーのタイプ
  • タイプ①:テンプレート式(決まった構成に写真を入れ替える)
  • タイプ②:セミオーダー式(テンプレートをベースに一部をカスタマイズ)
  • タイプ③:フルオーダー式(構成・演出を一から制作)

テンプレート式は価格を抑えやすく、セミオーダー・フルオーダーは「その人らしさ」を細かく表現しやすいのが特徴です。

30代夫婦が親の葬儀で選びやすいパターン

親御さんの葬儀で、30代夫婦が現実的に選びやすいのは「テンプレート式〜セミオーダー式」のメモリアルムービーです。

理由は3つあります。

親の葬儀でテンプレート〜セミオーダー式が向いている理由
  • 理由①:通夜・告別式まで時間がないため、短納期に向いている
  • 理由②:費用を抑えながら、最低限のクオリティは確保しやすい
  • 理由③:写真選びなど、家族の負担を増やしすぎずに済む

実際に私が担当したご家族でも、両親の葬儀で初めてメモリアルムービーを作る方は、ほとんどがテンプレートかセミオーダーを選ばれます。

「特別な演出より、親らしさが伝われば十分」と考えたときに、テンプレート式はとても相性が良いと感じています。

メモリアルムービーのメリット|作る意味と心理的な効果

メモリアルムービーが遺族の心を支えるメリットのイメージ

種類は分かりましたが、「そこまでしてムービーを作る意味があるのか」とも正直思っています。
良い点を具体的に知りたいです。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
そう感じるのは自然なことだと思います。
ここでは、実際にご遺族からいただいた声もふまえて、メリットを整理していきますね。

メモリアルムービーの一番のメリットは、「言葉にならない想い」を映像が代わりに伝えてくれることです。

そのほかにも、家族の心の整理や、参列者へのお礼の形として、さまざまな良い効果があります。

メモリアルムービーを作る主なメリット
  • メリット①:故人の人生を短時間で分かりやすく伝えられる
  • メリット②:家族のグリーフケア(悲嘆のケア)につながる
  • メリット③:遠方の親族・友人にも「その人らしさ」を共有できる
  • メリット④:葬儀後も思い出として残せる
  • メリット⑤:会場の雰囲気をやわらげ、温かい時間をつくれる

メモリアルムービーのメリット①:人生を短時間で伝えられる

弔辞やご挨拶だけでは伝えきれない「故人らしさ」を、数分の映像で共有できるのが大きなメリットです。

写真を時系列に並べるだけでも、「こんな仕事をしていたんだ」「若いころはこんな表情だったんだ」と、参列者が自然とその人の人生に思いを馳せられます。

memoriusのコラムでも、「基本は時系列で、誕生〜幼少期・学生時代・社会人〜晩年と流れを追うと感動が深まる」と説明されています(memorius.jp)。

メモリアルムービーのメリット②:家族の気持ちの整理になる

写真を選び、テロップの言葉を考える時間そのものが、家族の心の整理につながります。

私が以前お手伝いした30代のご夫婦は、お母さまのメモリアルムービー制作の途中で、「こんなにたくさん一緒の写真があったんだね」と涙を流されていました。

そのご夫婦は後日、「あのとき写真を探した時間があったからこそ、悲しいけれど前を向くきっかけになりました」とお話しくださいました。

メモリアルムービーのメリット③:参列者と故人の思い出を共有できる

メモリアルムービーは、久しぶりに会う親族や、職場関係の方とも故人の思い出を共有できる手段になります。

たとえば、親が定年まで勤めた会社の上司や同僚は、「仕事中の姿」しか知りません。
映像で、家庭での笑顔や趣味の時間を見ると、「こんな一面があったんですね」と話が広がります。

memorialmovie.comでも、「参列者と感謝の気持ちを分かち合う時間をつくる」という役割が強調されています。

メモリアルムービーのメリット④:データとして保存し、何度でも見返せる

葬儀が終わったあとも、DVDやデータでムービーを保管しておける点も見逃せないメリットです。

命日やお彼岸、法要のたびに家族で見返すご家庭も多く、「子どもが大きくなったときに、祖父母の姿を見せてあげられた」と喜ばれます。

カメラのキタムラのように、スマホの写真・動画をDVD/Blu-rayに保存するサービスもあり(kitamura.co.jp系店舗ブログ)、映像を長期保存するニーズは高まっています。

メモリアルムービーのメリット⑤:会場の雰囲気をやわらげる

張り詰めた空気の中で静かに映像を見る時間は、悲しみをやさしく包み込む「間(ま)」にもなります。

特に小さなお子さま連れの参列者にとっては、写真が映る時間は「誰のおじいちゃん/おばあちゃんか」が分かりやすく、理解を助けます。

「涙だけでなく、思わず笑ってしまうような写真も入れると、温かい雰囲気になってよかった」というお声も多くいただきます。

メモリアルムービーのデメリット・注意点

費用や準備負担などメモリアルムービーの注意点イメージ

良いところが多いのは分かりましたが、デメリットも知ったうえで判断したいです。
無理に作って後悔したくありません。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
とても大事な視点だと思います。
ここでは、実際に相談を受ける中でよく出てくる「向かないケース」や注意点をお伝えしますね。

メモリアルムービーにはメリットだけでなく、「費用」「時間」「気持ちの負担」といった面でのデメリットもあります。

親御さんの葬儀の状況やご家族の体力を踏まえて、向き不向きを冷静に判断することが大切です。

知っておきたいメモリアルムービーのデメリット
  • デメリット①:費用がかかる
  • デメリット②:写真整理やコメント作成の時間が必要
  • デメリット③:準備期間が短いと精神的な負担になりやすい
  • デメリット④:会場設備・音楽著作権など技術面の確認が必要

メモリアルムービーのデメリット①:費用がかかる

もっとも分かりやすいデメリットは、葬儀全体の費用にメモリアルムービー分が上乗せされることです。

memorialmovie.comによると、専門業者にテンプレート制作を依頼した場合の基本料金は22,000円(税込)からで、BGM編集・挿入オプションが1曲11,000円(税込)とされています(2026年1月時点)。

一方、葬儀社のオプションとして追悼映像を依頼した場合の一般的な相場は5万〜10万円程度と解説されています。

メモリアルムービーのデメリット②:写真・コメント準備の時間が必要

短期間で写真を探し、コメント(テロップ)を考える作業は、体力的にも精神的にも負担になる場合があります。

特に、実家が遠方にある場合や、アルバムがバラバラに保管されている場合は、「写真を探すだけで1日終わってしまった」というご感想も少なくありません。

「写真は◯枚まで」など、制作会社から指定があることが多いので、あらかじめ目安を聞いておくと楽になります。

メモリアルムービーのデメリット③:準備期間が短いと心が追いつかないことも

訃報から葬儀までは数日しかなく、現実を受け止めるだけで精一杯という方も多いです。

その中でメモリアルムービーの準備まで行うと、「もっと落ち着いてから作ればよかった」と感じてしまうこともあります。

その場合は、葬儀当日ではなく、四十九日や一周忌に向けた「偲ぶビデオ」として、時間をかけて作る選択肢も検討してみてください。

メモリアルムービーのデメリット④:設備・音楽の確認が必要

会場や使用する音楽によっては、思わぬトラブルが起きることがあります。

たとえば、「持ち込んだDVDが葬儀場のプレーヤーで再生できない」「BGMに市販のCD楽曲を使用する際の著作権手続きが必要」などです。

結婚式の世界では、ISUM(音楽著作権管理団体)の申請料が1曲あたり約1万円前後かかると解説されており(Puamelia Filmコラム/2026年5月頃)、葬儀のメモリアルムービーでも同様に、音楽の扱いは専門業者に相談するのが安心です。

メモリアルムービーの料金相場と結婚式ムービーとの比較

葬儀用メモリアルムービーの依頼先別料金比較

費用の話が少し出てきましたが、全体の相場感をもっと知りたいです。
結婚式ムービーと比べて高いのか安いのかも気になります。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
ここでは、一次情報として公開されている数字をもとに、葬儀用と結婚式用のムービーの相場を分かりやすく整理していきます。

メモリアルムービー(葬儀用)の費用は、依頼先によって「数万円〜10万円程度」と幅があります。

一方で、結婚式ムービーの相場は「0〜20万円程度」(自作〜式場依頼まで)と、さらに広いのが特徴です(むびるプラス・アニ嫁ウェディングの解説より)。

葬儀用メモリアルムービーの料金相場

memorialmovie.comとmemorius.jpの情報をもとに、葬儀用メモリアルムービーの一般的な価格帯をまとめると、次のようになります。

依頼先・方式 料金相場 特徴
専門業者(テンプレート式) 22,000円(税込)〜 memorialmovie.comの基本制作費。
修正無制限・追加料金なしと明記(2026年1月時点)。
専門業者(オプション) +11,000円(税込)/1曲 BGMの音源編集・挿入オプション(memorialmovie.com)。
専門業者(セミオーダー〜フルオーダー) 数万円〜10万円程度 memorius.jpによると、制作方式・クオリティ・納期で変動し、1本数万円〜10万円程度。
葬儀社オプション 50,000〜100,000円程度 memorialmovie.comの「追悼映像の制作料金と相場比較」より。
葬儀社経由はやや高め。
memorialmovie.comは、「葬儀社を通さずオンラインで直接依頼することで、葬儀映像の制作費用を大幅に抑えられる」と説明しています(2026年1月時点)。

特急料金・短納期対応の目安

葬儀は日程が決まっているため、「間に合うかどうか」が最重要ポイントです。

memorialmovie.comでは、素材受領から最短翌営業日納品に対応すると明記されています(2026年1月時点)。

memorius.jpによると、短納期(特急対応)の場合、基本料金の10〜30%増しが一般的と解説されており、memorialmovie.onlineでも、納期に応じて特急料金を段階的に加算する仕組みが紹介されています。

結婚式ムービーの相場との比較

結婚式ムービーの価格帯を知っておくと、「葬儀用メモリアルムービーが高いのかどうか」を判断しやすくなります。

結婚式ムービー比較メディア「wedio」による2026年の調査では、テンプレート型ムービーの価格帯は次のように整理されています(14社の公式サイトを調査/2026年5月時点)。

価格帯 レンジ
業界最安帯 7,700〜10,000円
スタンダード 10,000〜20,000円
ミドル 20,000〜30,000円
プレミアム 30,000〜54,780円

また、むびるプラスやアニ嫁ウェディングなど複数メディアの共通レンジとして、結婚式ムービーの全体相場は次のようにまとめられています。

結婚式ムービー全体の相場(複数メディア共通レンジ)
  • 自作の場合:0〜数千円(ソフト代・素材代程度)
  • テンプレート外注(中央値):約30,000円
  • 式場依頼〜プレミアム:100,000〜200,000円

葬儀用メモリアルムービーの専門業者(テンプレート式)の2〜3万円台という価格は、結婚式ムービーの「ミドル〜プレミアム帯」と近い水準だといえます。

メモリアルムービーの作り方・制作の流れ

費用感も分かってきました。
実際に依頼するとしたら、どんな流れで作られていくのでしょうか。
準備しておくものも知りたいです。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
具体的なステップが分かると、イメージしやすくなりますよね。
ここでは一般的な制作フローと、ご家族がやるべき準備を整理していきます。

メモリアルムービーの制作は、「申し込み → 素材提出 → 制作・確認 → 納品」という4ステップが基本です。

memorialmovie.comの制作フローを例に、一般的な流れを見てみましょう。

メモリアルムービー制作の基本ステップ

メモリアルムービー制作の4つの手順
  1. 手順①:専用フォームから申し込みをする
  2. 手順②:写真・動画・メッセージなどの素材を提出する
  3. 手順③:制作会社が編集し、仮完成動画をオンラインで確認する
  4. 手順④:修正後、データ納品またはDVD/Blu-rayを受け取る

memorialmovie.comでは、この流れで最短翌営業日納品が可能とされています(2026年1月時点)。

準備しておくとスムーズな素材・情報

制作をスムーズに進めるためには、ご家族があらかじめ次のような素材を準備しておくと安心です。

メモリアルムービー制作前に準備したいもの
  • コツ①:各年代(幼少期・学生時代・社会人・家族との写真)からバランスよく写真を選ぶ
  • コツ②:写真1枚ごとに「一言コメント」をメモしておく(例:○○旅行にて/退職の日)
  • コツ③:家族や親族から一言メッセージを集めておく
  • コツ④:使いたい音楽のイメージ(明るめ・しっとりなど)を決めておく

memoriusのコラムでは、各年代で選ぶべき写真のポイントとして、「誕生〜幼少期」「学生時代」「社会人〜晩年」をそれぞれ数枚ずつ選ぶ構成が推奨されています。

自作と業者依頼の違い(どちらが向いているか)

メモリアルムービーは、自作することも、業者に依頼することも可能です。

memorius.jpでは、自作と業者依頼の違いを次のように整理しています。

自作と業者依頼の違い
  • 自作:費用は抑えられるが、時間とパソコンスキルが必要
  • 業者依頼:費用はかかるが、クオリティと短納期に強み

30代のご夫婦で、小さなお子さまがいたり、仕事を休める日数が限られていたりする場合は、短納期に対応できる専門業者に依頼するほうが、結果的に心身の負担が少ないと感じるケースが多いです。

葬儀のメモリアルムービーと結婚式ムービーの違い

ネットで調べると結婚式の「プロフィールムービー」もたくさん出てきて混乱しました。
葬儀用と結婚式用、何が違うのか整理して知りたいです。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
確かに「メモリアル」という言葉が両方で使われるので分かりにくいですよね。
用途・内容・相場の3つの視点から違いを整理してみましょう。

葬儀のメモリアルムービーと結婚式ムービーは、見た目は似ていても「目的」も「伝えたいメッセージ」も大きく異なります。

混同しないように、主な違いを表にまとめます。

項目 葬儀用メモリアルムービー 結婚式ムービー(プロフィール等)
目的 故人を偲び、感謝を伝える追悼映像 新郎新婦の歩みを紹介し、ゲストに楽しんでもらう映像
上映シーン 通夜・告別式・法要・偲ぶ会 挙式前・披露宴中(オープニング/プロフィール/エンドロール)
雰囲気 しめやかで温かい、落ち着いた演出が中心 明るく楽しい演出や笑いを誘う要素も多い
費用相場 専門業者で2万〜数万円台、葬儀社経由で5〜10万円程度 自作〜テンプレ外注で0〜5万円台、式場依頼では数万円〜十数万円
使用する言葉 「ありがとう」「お疲れさまでした」など追悼の言葉 「これからもよろしく」「笑ってね」など未来志向の言葉

結婚式ムービーでは、NGワード(死亡・別れ・不幸など)に気をつける必要がありますが、葬儀のメモリアルムービーでは、素直な「ありがとう」や「ごめんね」を表現することがむしろ大切です。

「メモリアルムービーは必要?」判断のチェックポイント

ここまで読んで、「良さそうだけれど、うちの親の葬儀に本当に必要なのか」がまだ悩みどころです。
判断の目安はありますか。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
迷うのは自然なことです。
ここでは、これまで多くのご遺族を見てきた立場から、「向いているケース」「一旦見送ってよいケース」の目安をお伝えしますね。

メモリアルムービーは「絶対に作らなければいけないもの」ではありません。

親御さんやご家族の想い、時間・費用の余裕を踏まえたうえで、「作ると後悔が少なそうかどうか」で判断するのがおすすめです。

メモリアルムービーが特に向いているケース

メモリアルムービー制作を前向きに検討したいケース
  • コツ①:親が写真を撮るのが好きで、アルバムがたくさん残っている
  • コツ②:親族・友人・仕事関係など、幅広い参列者が見込まれる
  • コツ③:家族の中で「何か形に残ることをしてあげたい」という声がある
  • コツ④:四十九日や一周忌など、時間をかけて準備できる法要がある

このような状況では、上映後に「作ってよかった」「親らしさが伝わった」と感じられる可能性が高くなります。

一旦見送ってもよいかもしれないケース

逆に、無理をしてまで作ると、ご家族の負担が大きくなってしまうケースもあります。

メモリアルムービーを急がなくてよいかもしれないケース
  • コツ①:訃報から葬儀までが非常に短く、心身ともに余裕がない
  • コツ②:写真がほとんど残っておらず、選ぶ以前に探すのが大変そう
  • コツ③:家族の中で映像に抵抗感が強い人がいる
  • コツ④:葬儀費用をできるだけ抑えたい状況にある

このような場合は、葬儀当日は見送って、落ち着いてから「自宅用の思い出ムービー」や「一周忌での偲ぶビデオ」として制作するのも一つの選択肢です。

「メモリアル ムービー とは」に関するよくある質問

かなり具体的に分かってきました。
最後に、よくある疑問もまとめて確認しておきたいです。
そうこさん
そうこさん

メモリアルディレクターすなが
メモリアルディレクターすなが
よく寄せられる質問をピックアップして、コンパクトにお答えしますね。
気になるところだけ拾い読みしていただいても大丈夫です。

メモリアルムービーとは何ですか?

メモリアルムービーとは、葬儀や告別式、法要などで故人の人生や思い出を写真・映像で振り返る追悼ムービーのことです。

memorialmovie.comでは「故人の人生を参列者と共有し、感謝の気持ちを分かち合う時間をつくる映像」と説明されています(2026年1月時点)。

通夜・告別式だけでなく、偲ぶ会や一周忌などで上映されるケースも増えています。

メモリアルムービーの作り方は?

もっとも現実的な作り方は、専門の制作会社にオンラインで依頼する方法です。

一般的には、Webフォームから申し込み、写真・動画・メッセージを送ると、制作会社が編集し、仮完成動画をオンラインで確認して修正後にデータやDVDで納品されます(memorialmovie.comのフローより)。

パソコンスキルが高ければ、自作ソフトや無料テンプレートで自作することも可能ですが、葬儀の短い準備期間では業者依頼のほうが安心なケースが多いです。

メモリアルムービーの相場はいくらですか?

専門業者に依頼する場合は2万〜数万円台、葬儀社オプションとして頼むと5〜10万円程度が一般的な相場です。

memorialmovie.comでは、テンプレート制作の基本料金を22,000円(税込)、BGM1曲の編集・挿入を11,000円(税込)としています(2026年1月時点)。

memorius.jpの解説では、制作方式・クオリティ・納期によって1本あたり数万円〜10万円程度と紹介されています。

追悼ムービーとメモリアルムービーの違いはありますか?

葬儀の文脈では、追悼ムービーとメモリアルムービーはほぼ同じ意味で使われます。

どちらも故人を偲び、人生や思い出を振り返る映像のことです。

サービス名や葬儀社のパンフレットによって呼び方が異なるだけで、役割や内容に大きな違いはありません。

葬儀でスライドショーを作る意味は?

葬儀でスライドショー(メモリアルムービー)を作る意味は、「故人の人生をみんなで共有し、感謝の気持ちを形にすること」です。

写真を通して、参列者が故人の歩みを追体験することで、「あのときありがとう」「お疲れさまでした」という想いを持ちやすくなります。

家族にとっても、写真を選ぶ過程が心の整理につながり、グリーフケアの一助になると言われています。

まとめ|メモリアルムービーとは「親へのありがとう」を形にする時間

メモリアルムービーとは、葬儀や法要の中で「親へのありがとう」を静かに、しかし確かに形にしてくれる映像です。

memorialmovie.comなどの一次情報を見ても分かるように、通夜・告別式だけでなく、四十九日や一周忌、自宅での思い出ムービーとしても活用の場が広がっています。

費用は専門業者で2万〜数万円台、葬儀社オプションでは5〜10万円程度が一般的ですが、「今回の葬儀で本当に作るか」「落ち着いてから法要用に作るか」は、ご家族の心と時間の余裕を最優先に考えて決めてください。

この記事のポイントおさらい
  • ポイント①:メモリアルムービーとは、故人の人生や思い出を振り返る葬儀用の追悼映像
  • ポイント②:通夜・告別式だけでなく、偲ぶ会・法要・自宅での思い出ムービーとしても利用されている
  • ポイント③:費用相場は専門業者が2万〜数万円台、葬儀社経由は5〜10万円程度
  • ポイント④:メリットは「故人らしさの共有」「家族の心の整理」「思い出を残せること」
  • ポイント⑤:デメリットは「費用・準備の負担」なので、無理のない範囲で検討することが大切

30代のご夫婦にとって、親の葬儀は人生で初めての大きな別れになることが多いです。

その中で、メモリアルムービーが「やってあげてよかった」と思える一つの支えになるなら、私たち制作会社としても、全力でお手伝いしたいと考えています。

迷われている場合は、「本当に必要か」だけでなく、「作らなかったときに後悔しないか」という視点もあわせて、ゆっくりと話し合ってみてください。

Sunaga

Writer

Sunaga

メモリアルムービーディレクター

「人生の歩みを、想いとともに未来へつなぐ」を大切に、お葬式ムービーの企画・制作を行っています。
葬儀の進行やマナー、写真の選び方、上映時の演出など、お別れの場だからこそ知っておきたい情報を、専門的な内容もわかりやすくお伝えすることを心がけています。
このコラムが、大切な方を偲ぶ時間や、ご家族で思い出を振り返るきっかけとなり、安心してお葬式ムービーを準備していただくためのお役に立てれば幸いです。