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葬儀で流す動画の作り方と相場完全ガイド|30代夫婦が後悔しないために
です。
この記事では、親御さんの葬儀で流す追悼ムービー(メモリアルムービー)や葬儀動画について、意味・作り方・相場・依頼先の選び方までまとめて解説します。
動画を作る意味や、どこまでお金をかけるべきかが分からなくて迷っています。
この記事では、同じように30代で親を見送った方々のケースを交えながら、「やってよかった」と思える動画づくりのポイントを、費用感も含めて具体的にお伝えします。
この記事では、葬儀で流すメモリアルムービーや、葬儀そのものの動画撮影・配信の意味と相場、葬儀社と外部業者の違い、公的な葬祭給付との関係までを、最新の統計データや各種調査に基づいて整理します。
親御さんを亡くされた30代夫婦で、「本当に動画を作るべきか」「後悔しない形にしたい」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
葬儀で動画を流す意味とは?葬儀屋に勧められた時にまず知っておきたいこと

アルバムを飾るだけではダメなのでしょうか?
ここでは、なぜ今「葬儀 × 動画」が選ばれているのかを整理していきますね。
葬儀で動画を流す一番の意味は、短い時間で故人の人生や人柄を、参列者全員と共有できることです。
通夜や告別式のあいだ、参列者とゆっくり話す時間は意外と少ないです。
写真を並べるだけでは、「この頃はね…」という話を全員に一度に伝えることはできません。
そこで、故人の写真やエピソードをまとめたメモリアルムービーがあると、数分間で「どんな人生だったか」「どれだけ愛されていたか」が自然に伝わります。
葬儀で動画を流す意味①:参列者全員で「同じ記憶」を共有できる
メモリアルムービーがあると、親族・仕事関係・友人といった、普段は交わらない人たちが、同じ映像体験をします。
例えば、若い頃の白黒写真、結婚式の写真、小さい頃の家族旅行の写真などを5分ほどにまとめると、参列者は一緒に笑ったり、涙ぐんだりしながら故人の人生をたどります。
実際、私が制作を担当したご家族からも、「終わったあと、父の同僚の方が『こんな一面があるとは知らなかった』と声をかけてくれた」と何度も伺いました。
葬儀で動画を流す意味②:言葉にできない感謝を、音楽と映像で伝えられる
喪主として挨拶をする時、緊張や悲しみで思うように言葉が出てこないことがあります。
その一方で、動画では好きだった音楽や、静かなピアノ曲などを背景に、テロップで簡単なメッセージを入れることができます。
「お父さん、たくさんの思い出をありがとう」「お母さんの笑顔が、私たち家族の宝物です」といった一文を、写真と音楽に乗せて流すことで、直接口に出せない想いも届けられます。
葬儀で動画を流す意味③:小さな子どもや高齢の参列者にも伝わりやすい
参列者の中には、小さな子どもや高齢の方もいます。
長いスピーチや難しい話よりも、写真と音楽だけのシンプルな動画の方が、直感的に伝わることが多いです。
短いメモリアルムービーなら、子どもも飽きにくく、「おじいちゃん、若い頃かっこいいね」といった会話も生まれます。
また、耳が遠い方でも、写真と文字である程度内容を追えるため、「動画があってよかった」という声をよくいただきます。
葬儀屋に頼む動画の種類と、それぞれの特徴

ここで、葬儀屋さんや専門業者が扱う主な動画の種類を整理しておきましょう。
葬儀屋に関連する動画には、大きく3種類あります。
1つ目は、葬儀の場で流すメモリアルムービー(追悼ムービー)。
2つ目は、葬儀そのものの動画撮影・ライブ配信。
3つ目は、故人が生前に残す生前メッセージ動画(エンディングムービー)です。
それぞれ目的と費用感が違うため、違いを知っておくと迷いが減ります。
| 動画の種類 | 主な目的 | 利用タイミング | おおよその相場レンジ |
|---|---|---|---|
| メモリアルムービー | 人生や人柄を紹介し参列者と共有 | 通夜・告別式で上映 | 約2万〜8万円(※後述) |
| 葬儀の動画撮影・配信 | 参列できない人と共有・記録 | 葬儀当日 | 数万円〜十数万円(一般的傾向) |
| 生前メッセージ動画 | 本人の声で家族に想いを残す | 葬儀中または後日に上映 | 約1万〜30万円(サービス内容次第) |
葬儀屋に勧められることが多い「メモリアルムービー」
もっとも一般的なのがメモリアルムービーです。
写真や短い動画を組み合わせて、5〜10分程度の映像にします。
葬儀情報サイト「いい葬儀」のガイド記事によると、5〜10分以内の葬儀用映像制作の相場は2万〜5万円前後とされています(2025年頃の内容)[出典:いい葬儀ガイド「故人を偲ぶメモリアルコーナーの作り方」]。
葬儀社によっては、ごく簡単な写真スライドショーを基本プラン内で無料で付けているところもありますが、多くはオプション扱いです。
葬儀そのものの「動画撮影・ライブ配信」
コロナ禍以降、遠方の親族や高齢で移動が難しい方のために、葬儀のライブ配信に対応する葬儀社が増えました。
葬儀撮影専門サービス「燈(あかり)」のコラムでは、葬儀動画の費用相場について、数万円〜十数万円程度のレンジがあると説明されています[出典:燈「葬儀の動画・ビデオ撮影ガイド」]。
撮影時間、カメラ台数、編集の有無によって費用は大きく変わるため、「とにかく低価格で」というよりも、「誰に何を残したいか」で必要な内容を決めることが大切です。
具体的な金額は各サービスの料金表で個別に確認する必要があります。
故人が自ら残す「生前メッセージ動画」
近年増えているのが、本人が生前に撮影する生前メッセージ動画(エンディングムービー)です。
終活映像サービス「結い言 -ゆいごん-」の情報によると、自撮り+簡易編集なら1万円前後〜、プロカメラマン撮影と本格編集では10万〜30万円程度が相場とされています[出典:結い言「生前メッセージ映像の費用はいくら?」]。
撮影時間やロケーション、シナリオ作成の有無によって価格が大きく変わるため、「どこまでこだわりたいか」をご本人と話し合う必要があります。
葬儀動画の費用相場|メモリアルムービーから撮影・配信まで

次は、実際にどれくらいの費用がかかるのかを知りたいです。
葬儀全体の費用とのバランスも気になります。
葬儀動画の費用は、全体の葬儀費用からすると数%程度に収まることが多いです。
終活・葬儀情報サイトを運営する鎌倉新書の「お葬式に関する全国調査2024」によると、葬儀費用の全国平均は約118万円とされています[出典:鎌倉新書「お葬式に関する全国調査2024」]。
このうち、メモリアルムービーの一般的な費用レンジは2万〜8万円程度が多く、全体の数%ほどの負担です。
メモリアルムービーの具体的な相場
複数の情報源から、メモリアルムービーの相場を整理すると次のようになります。
| 依頼先 | 主な料金レンジ | 出典・補足 |
|---|---|---|
| 一般的な葬儀用映像(5〜10分) | 約2万〜5万円 | いい葬儀ガイドより[出典:いい葬儀] |
| 写真集ムービー(一般価格帯) | 約3万〜8万円 | 葬儀社とむらびコラムより[出典:とむらび] |
| 葬儀社経由メモリアルムービー | 約5万〜10万円 | メモリアルムービー.comより[出典:memorialmovie.com] |
| ネット専門業者のオンライン制作 | 約2万〜5万円 | memorius等の比較記事より[出典:memorius] |
ネット専門業者「メモリアルムービー.com」では、22,000円からの定額制プランが提示されています[出典:memorialmovie.com「料金・制作の流れ」]。
一方、葬儀社を通じた注文では、打ち合わせや急ぎ対応などの安心感がある分、5万〜10万円程度になるケースも多いとされています。
葬儀動画撮影・ライブ配信の費用感
葬儀そのものの動画撮影・ライブ配信については、公的な平均値はありませんが、葬儀撮影専門サービス「燈」などの情報を総合すると、数万円〜十数万円程度のレンジで提供されることが多いです[出典:燈「葬儀の動画・ビデオ撮影ガイド」]。
特に影響するのは、以下のポイントです。
例えば、通夜のみ1カメラで簡易撮影し、DVD1枚に収めるだけなら数万円台前半で済むこともありますが、通夜・告別式フル撮影+編集+ライブ配信となると十万円台に近づいていきます。
「この内容ならいくらくらいかかるか」を、必ず見積もりで確認してください。
生前メッセージ動画の料金イメージ
生前メッセージ動画は、サービスによる差が非常に大きい分野です。
「結い言 -ゆいごん-」の情報では、自撮り+簡易編集なら1万円前後〜、プロ撮影+本格編集なら10万〜30万円程度とされています[出典:結い言「生前メッセージ映像の費用はいくら?」]。
もし今後、自分たち夫婦のために検討するのであれば、1回の旅行や記念写真撮影と同じくらいの感覚で、「どこまで投資したいか」を考えるとイメージしやすくなります。
葬儀屋に頼む動画のメリット|30代夫婦が感じやすい価値

それでも、葬儀屋さんや専門業者に頼む価値はどこにあるのでしょうか?
そのうえで後半でデメリットも正直にお伝えしますね。
葬儀動画をプロに頼む主なメリットは、①準備の負担を減らせること、②クオリティが安定すること、③家族の心の整理につながることの3つです。
葬儀屋動画のメリット①:準備の負担を大きく減らせる
親御さんが亡くなられた直後、葬儀の日程調整、役所の手続き、仕事の調整、親族への連絡など、30代のご夫婦には一気に多くのタスクが降りかかります。
その状況で、「動画を自作しよう」と考えると、写真スキャンや編集ソフトの操作など、時間も気力も奪われてしまいます。
プロに依頼すれば、家族がやることは写真を選んで送ることが中心です。
演出や構成はプロが提案してくれるため、精神的な負担を大きく減らせます。
葬儀屋動画のメリット②:音楽・文字・構成までプロが整えてくれる
自作でもスライドショーは作れますが、限られた時間で「見やすく、伝わる」動画に仕上げるのは簡単ではありません。
動画制作会社や葬儀社の専門スタッフは、何十件・何百件という葬儀ムービーを見てきています。
その経験から、「この写真は最後に」「このエピソードはゆっくり見せたい」といった構成を提案できます。
また、著作権に問題のない音源を選び、テロップの言葉も失礼にならないように整えてくれるため、安心感があります。
葬儀屋動画のメリット③:家族の心の整理(グリーフケア)につながる
動画づくりの過程そのものが、喪失の悲しみを少しずつ受け止める時間になります。
私はこれまで多くのご家族と写真選びをしてきましたが、「あ、こんな写真もあったね」「この時、お父さんがこんなこと言ってたよね」と、自然に会話が生まれます。
葬儀全体としても、日本の葬祭ビジネス市場は約1.6兆円規模と言われており(矢野経済研究所の2025年調査による2024年度市場規模は約1.6064兆円)[出典:矢野経済研究所]、その中で「心のケア」へのニーズは年々高まっています。
葬儀屋に頼む動画のデメリット・注意点

一方で、「やめておけばよかった」と感じるポイントや、事前に知っておくべき注意点はありますか?
ここでは、葬儀動画のデメリットや、実際にトラブルになりやすいポイントを整理します。
葬儀動画の主なデメリットは、①費用負担が増えること、②時間的な余裕が必要なこと、③「イメージ違い」が起きる可能性があることです。
葬儀屋動画のデメリット①:葬儀費用に上乗せされる負担
葬儀費用の全国平均が約118万円であることを踏まえると、メモリアルムービーにさらに数万円をかけるのは、決して小さな負担ではありません。
とくに、葬儀後に相続や住まいの整理など、今後の支出が見えている30代夫婦にとって、「本当に必要か」という葛藤が生まれます。
ここで大切なのは、無理をしないことです。
身内だけの家族葬であれば、簡単なスライドショーを自作し、その分を香典返しや四十九日の費用に回すという選択肢もあります。
家計と心の余裕のバランスを一番に考えてください。
葬儀屋動画のデメリット②:写真選びなど、最低限の準備は必要
プロに依頼しても、「写真を何枚か選ぶ」「エピソードを簡単に伝える」といった作業はご家族が行う必要があります。
葬儀までの時間が短い場合、アルバムを開くこと自体がつらく、心理的な負担になることもあります。
この点については、「今回は写真を10枚だけにする」など、最初から範囲を絞ると気持ちが少し軽くなります。
また、きょうだいや配偶者と役割分担するのも有効です。
葬儀屋動画のデメリット③:イメージ違いが起きる可能性
短い打ち合わせだけで制作を進めると、「もっと明るい雰囲気にしたかった」「写真の順番が違う気がする」といったイメージのズレが起きることがあります。
とくに、オンライン完結の専門業者に依頼する場合は、対面よりもニュアンスが伝わりにくいため、注意が必要です。
これを防ぐためには、「しんみりと静かに」「涙よりも感謝を感じられるように」など、全体のトーンを最初に伝えることと、可能であれば仮編集の段階で一度確認させてもらうことが効果的です。
葬儀動画と公的給付・税金の関係|費用はどこまでカバーされる?
ここでは、葬儀全体に関わる公的給付と、動画費用との関係を、現在分かっている範囲で整理します。
現時点で、「葬儀動画の制作費」だけを対象にした補助制度は確認されていません。
ただし、葬儀全体の費用負担を軽くするための公的な給付は存在します。
その中から代表的なものを紹介します。
労災保険の「葬祭給付」と葬儀費用
もし親御さんが仕事中や通勤中の事故などで亡くなられた場合、労災保険の葬祭給付(葬祭料・葬祭給付)が支給されることがあります。
厚生労働省のQ&Aによると、支給額は33万円+給付基礎日額の30日分と定められており、その合計が給付基礎日額の60日分に満たない場合は、給付基礎日額の60日分が支給されます[出典:厚生労働省「労災保険に関するQ&A 6−3」]。
この給付は葬儀全体の費用を補うものであり、「動画制作費だから対象外」といった区別はされていませんが、あくまで全体の一部として間接的にカバーされるイメージです。
詳細は必ず所轄の労働基準監督署や専門家に確認してください。
国民健康保険の「葬祭費」
国民健康保険に加入していた方が亡くなった場合、多くの自治体で「葬祭費」が支給されます。
厚生労働省の資料では、2013年4月1日時点で、1件あたり3万円〜5万円程度の支給額を採用する保険者が多いことが示されています[出典:厚生労働省「国民健康保険における葬祭に係る給付の状況について」]。
ただし、最新の具体額は市区町村ごとに異なり、公的な全国平均値は確認できません。
住んでいる自治体の国民健康保険窓口での確認が必要です。
相続税の「葬式費用」と葬儀動画の扱い
相続税法上、葬式費用の一部は相続財産から控除できるとされていますが、「葬儀動画の制作費」が必ず含まれるかどうかについて、国税庁などの一次情報で明確に示された資料は今回の調査では確認できませんでした。
そのため、葬儀動画の費用が相続税の計算上どのように扱われるかは、ケースバイケースになります。
もし相続税申告が必要な規模の相続であれば、税理士などの専門家に、「動画制作費を葬式費用として計上できるか」を相談することをおすすめします。
この記事では断定的なことはお伝えできません。
葬儀動画の作り方と流れ|30代夫婦でも間に合う現実的なステップ
実際のところ、今からでも間に合う現実的な作り方やスケジュールを知りたいです。
葬儀動画づくりは、「目的を決める → 写真を集める → 業者と相談する → 確認・修正 → 上映」の5ステップで考えると整理しやすくなります。
手順①:動画の目的と予算を家族で決める
最初に、「何のために動画をつくるのか」と「いくらまでなら出せるか」を家族で簡単に話し合います。
例えば、目的は「参列者みんなに父の人柄を知ってもらう」「母に感謝を伝える」「遠方の親族に雰囲気を感じてもらう」などです。
予算については、「総額の葬儀費用(見積もり)から逆算して、動画には最大◯万円まで」と、あらかじめ上限を決めておくと、葬儀社との打ち合わせがスムーズになります。
手順②:写真・素材をざっくりと集める
次に、アルバムやスマホの写真から、気になる写真をまず全部出してみるステップです。
5分程度のメモリアルムービーなら、写真枚数の目安は40〜60枚程度と言われることが多いです。
1枚あたり4〜7秒ほど表示すると、ゆっくり見られる長さになります。
最初から枚数を絞り込もうとせず、「良さそう」と感じる写真を多めに出し、そのあとで制作担当者と一緒に選んでいく方が精神的に楽です。
手順③:葬儀社または専門業者に相談・見積もり
写真がある程度集まったら、葬儀社もしくは外部の動画制作会社に相談します。
葬儀社に依頼する場合は、式の段取りと一緒に話が進むので、時間の管理がしやすいです。
一方、ネット専門業者に頼む場合は、オンラインでやり取りしながら柔軟に構成を詰めていくことができます。
どちらにしても、納期(葬儀の日程)に間に合うかと、修正の対応範囲は必ず確認してください。
「いつまでに最初の素材をお渡しすれば間に合いますか?」と具体的に確認しましょう。
手順④:構成案の確認と、必要な修正依頼
ある程度編集が進んだ段階で、業者から仮編集の動画(プレビュー)が共有されることが多いです。
このタイミングで、「写真の順番」「表示時間」「テロップの言い回し」「音楽の雰囲気」などを確認します。
もし違和感があれば、「この写真を最後に」「もう少し明るい音楽に」など、できるだけ具体的に要望を伝えると、修正がスムーズです。
ただし、回数が増えると追加料金の可能性があるため、最初の確認の時にできるだけまとめて伝えましょう。
手順⑤:当日の上映準備(機材・時間帯の確認)
最後に、葬儀当日の上映に向けて、機材や時間帯の確認を行います。
葬儀社の式場であれば、プロジェクターやスクリーン、音響は基本的に揃っていますが、「通夜の開始前」「告別式の開式前」といった具体的な上映タイミングを決めておく必要があります。
また、外部業者が納品したデータ(DVDやデータファイル)が、式場の機材で問題なく再生できるか、事前にテストしてもらうと安心です。
「葬儀 屋 動画」に関するよくある質問
Q1. メモリアルムービーを作るおすすめアプリはありますか?
スマホやパソコンのアプリでもスライドショーは作れますが、葬儀の場で上映する動画の場合は、再生トラブルや著作権(音楽)の問題がネックになりやすいです。
30代夫婦が急な葬儀準備のなかでゼロから学ぶ負担を考えると、「どうしても予算がない場合のみ、自作アプリを検討する」くらいの位置づけがおすすめです。
基本的には、葬儀社の提携サービスや、オンラインの専門業者に相談し、プロの環境で制作・上映してもらった方が安心です。
Q2. 葬儀でスライドショー(動画)を作る意味は何ですか?
葬儀でスライドショーを作る意味は、故人の人生や人柄を短時間で共有し、参列者の心をひとつにすることです。
写真アルバムだけでは伝えきれない「時間の流れ」や「家族の思い出」を、音楽と一緒に感じてもらうことで、「いいお葬式だった」と感じてもらいやすくなります。
また、写真を選ぶ過程が、ご家族自身の心の整理(グリーフケア)にもつながるという心理的な意味もあります。
Q3. メモリアルムービーの相場はいくらですか?
一般的な葬儀用メモリアルムービーの相場は、2万〜8万円程度がボリュームゾーンです。
いい葬儀のガイドでは5〜10分の映像制作が2万〜5万円前後、とむらびのコラムでは写真集ムービーが3万〜8万円程度とされています[出典:いい葬儀・とむらび]。
葬儀社経由では5万〜10万円になるケースもあり、ネット専門業者では2万〜5万円前後のプランが多いため、予算と安心感のバランスで選ぶとよいでしょう。
Q4. スライドショー5分の場合、写真は何枚くらい必要ですか?
5分程度のメモリアルムービーなら、40〜60枚程度の写真が目安です。
1枚あたり4〜7秒で表示すると、参列者が落ち着いて見ることができ、音楽とも合わせやすくなります。
写真が多すぎると1枚の表示時間が短くなり、逆に印象に残りにくくなるため、「厳選した40〜60枚」を目標に選ぶとバランスが良いです。
Q5. 葬儀で「ありがとう」と言わない方がよいと聞きました。
本当ですか?
かつては、「ありがとうは別れの言葉につながる」として避ける考え方も一部にありましたが、現在の葬儀では、故人への感謝を素直に伝えるスタイルが一般的になりつつあります。
メモリアルムービーでも、「これまで本当にありがとう」「たくさんの愛情をありがとう」といった表現が多く用いられています。
ただし、宗派や地域の慣習によってニュアンスが異なる場合もあるため、不安であれば葬儀社やお寺に相談しながら、違和感のない言い回しを一緒に考えてもらうと安心です。
まとめ|葬儀屋に動画を任せるかどうかは「心の余裕」と「予算」で決めていい
最後に、決断のポイントをもう一度整理してもらえますか?
親御さんを亡くされたばかりの30代ご夫婦が、少しでも後悔の少ない選択ができるよう、最後に大事なポイントをまとめますね。
葬儀で動画を流すかどうかは、「やるべきかどうか」ではなく、「今の自分たちにとって無理のない選択かどうか」で決めて大丈夫です。
日本の葬祭ビジネス市場は約1.6兆円規模(矢野経済研究所・経済産業省など)と言われ、サービスは多様化しています。
その中で「葬儀 × 動画」も広がり続けていますが、すべての家庭にとって必須というわけではありません。
大切なのは、
親御さんとのお別れは一度きりです。
だからこそ、「もっとこうしておけばよかった」という後悔を少しでも減らすために、動画という選択肢は大きな力になります。
一方で、心やお金に余裕がない中で無理に背伸びをしても、それ自体が新たなストレスになってしまいます。
この記事が、あなたとご家族にとって、「自分たちらしいお見送りの形」を考えるきっかけになれば幸いです。
もし具体的なイメージや枚数、構成に迷われたら、オンライン相談のできる制作会社や葬儀社に、どうぞ遠慮なく相談してみてください。
Writer
Sunaga
メモリアルムービーディレクター
「人生の歩みを、想いとともに未来へつなぐ」を大切に、お葬式ムービーの企画・制作を行っています。
葬儀の進行やマナー、写真の選び方、上映時の演出など、お別れの場だからこそ知っておきたい情報を、専門的な内容もわかりやすくお伝えすることを心がけています。
このコラムが、大切な方を偲ぶ時間や、ご家族で思い出を振り返るきっかけとなり、安心してお葬式ムービーを準備していただくためのお役に立てれば幸いです。